雑魚エンジニアが脱サラを目指して迷走するブログ

頭が良く、絵心があり、驕らず、創造性豊かで、お金持ち。そういう人に私はなりてゃい。

Rasberry Piは格安自宅サーバーになる

24時間自動化にはサーバーが必要

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 ある時間になったら勝手にメール送るとか、どこかのサイトからデータを引っこ抜いてくるとか、そういうことがやりたくなったら「サーバー」というものが必要になってくる。俺はノマドで物販をやっている友達の自宅に、今回紹介するRasberry Piでサーバーを立てている。まだ実用化していないけれど、商品を買ってくれたお客さんに自動でフォローメールを出すような仕組みを構築する予定だ。もちろん、それ以外にも色々な用途を考えている。友達がお金持ちになったら、俺もピンハネするつもりだ。

 

サーバーってなあに~

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サーバーというのはコンピューターの一つだ。普段使っているパソコンも勿論コンピューターの一つ。だからほとんど中身は変わらない。違うのは用途。パソコンはパーソナルコンピュータの略だから、個人が使うためのコンピューター。それに対してサーバーは、色々な人が共同で使ったり、アクセスする、常時動いているコンピューターだと思って貰えばいいだろう。ブログをやっている人であれば、WordPressという名前を聞いたことがある人もいるだろう。WordPressを24時間運用して、色々な人にアクセスしてもらうにはサーバーが必要だよね。

 

Rasberry Pi ってなあに~

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上の写真に写っているのがRasberry Pi(以降ラズパイ)だ。これでも小さなコンピューター。ここを見てもらうと分かるが、本体は大体Amazonで税込み6500くらいである。しかし侮るなかれ。モニターがあれば普通のパソコンのように、ブラウザを介してインターネットを見ることもできるし、メールも送ることができる。簡単な用途であれば、サーバーとして使うにも十分だ。見た目の貧弱さからは感じられないが、コンピュータ―として基本的なことができるぐらいのスペックは十分に備えている。冒頭で述べたように、決まった時間にメールを送るとか、どこかのサイトからデータを抜いてきてデータベースに保存するとか、そんなことはスペック的には朝飯前である。

 

Rasberry Pi は Windowsじゃない

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 ラズパイで動くOSは、皆が使っているWindowsMacじゃない。簡単に言うと、LinuxというOSの一種であるRaspbianというヤツだ。だから少し取っつきづらいかもしれない(どちらかというとWindowsよりもMacに近い)。そして、コンセントに差してすぐに使えるようになるわけでもない。Linuxをラズパイにインストールする必要がある。しかしそれを含めても、触れる価値があるのだ。Linuxにはいろいろな種類があるけれど、すべて含めれば世界中のサーバーOSの実に3/4がLinuxだったりする。皆さんが今後Web上で借りるかもしれないレンタルサーバー というやつも裏はほとんどがLinuxだろう。だから慣れておくと後々役に立つかもしれない。

 

Rasberry Piを扱うには

 LinuxもといRaspbianをインストールさえすれば、普通のパソコンのように使うことができる。ラズパイはギーク界隈では非常に有名なシロモノだから、やり方はネット上にたくさん転がっている。興味が湧いたなら、ひとまずググってみると面白い。そのうちに、このブログでもインストール方法や基本的な設定方法、使えるプログラムを掲載していく予定だ。

ちなみに、実際の使用に当たっては、別途に①モニター、②マイクロUSBケーブル(2.4Aが望ましい)、③USB充電アダプタ(2.4Aが望ましい)、④HDMIケーブル、⑤キーボード、⑥マウス、⑦microSD(8GB以上)が必要だ。まともに揃えると3万くらい飛ぶかもしれない。運が良ければ全て自宅にあるもので代用可能だ。①④テレビ、②③androidの充電器、⑤⑥デスクトップPCに付属 で代用できる。サーバーとして使うなら、設定さえ終えてしまえば、①④⑤⑥は必要なくなる

標準でビジュアルプログラミングツールであるスクラッチも搭載されているため、最近ではプログラミング教育でもよく使われているらしい。お子さんが居る方は、専用のPCとして与えて、一緒に遊んでみるのも楽しいかもしれない。俺に息子がいたらそうしたい!

 

以上